NPO法人・CE東大阪・季刊誌・27号への寄稿文
目線・「ボランティア活動」の大切さ
平成18年9月29日


 私が現在、主に実践している市民ボランティア活動としては、東大阪市・市民プラザ・やまなみプラザ企画運営委員会、東大阪市民ふれあい祭り実行委員会の活動に参加させて頂いています。それぞれ四年目を迎えています。
 ボランティア(無償)を継続していく上で難しいことに、本職の仕事、自分の時間・労力・私財・趣味・余暇などとの兼ね合いもありますが、それ以上に難しいのは、ボランティア活動のモチベーション維持であります。
 今の日本のご時世下においては、資本主義市場経済における価値尺度が大勢を占めていく中、享楽社会の度合いが強くなり、極度なまでの利己主義者、拝金物質主義者、享楽主義者たちも徘徊し出し、とんでもない状態にあります。
 そんな中においては、企業も個人も社会への利益還元・社会への貢献も疎かになりがちとなってしまっています。
 社会の価値観もモノ・金・見栄に偏っていく傾向が顕著で、何事においても目に見える「見返り」「報酬」を求めることが当たり前となってしまい、「奉仕」「ボランティア」「慈善」というものは、ややもすれば「損」「犠牲」「無駄」なことであると捉えてしまう向きもあります。
 本来、この人間社会は「支え合い」で成り立っており、生きて暮らしていけることに「感謝」することがまず必要で、それから、損得関係なしで個々人、各企業も何らかの形で社会に対して貢献、恩返しをしていくことが大切であり、また、ややもすれば、傲慢強欲に陥ってしまいかねない個々人、企業の浅ましさを抑える意味でも、慈善活動は重要なことであります。
 ボランティア・奉仕・慈善活動は、「損」とか「犠牲」ではなく、「当たり前」にやるべきことと私は考えています。
 もちろん、ボランティア・奉仕活動においても人間社会の中におけることですから、嫌なことや辛いこと苦しいことも多々あります。そんな時には、辞めたいと思うことも少なからずありますが、やはり何よりも、損得関係なく、当たり前にやるべきこととして、常にこれからも何らかのボランティア・奉仕活動を継続していく中、活動の大小も関係なく、与えられた場と責務に対して、今の自分にできる限りのことを精一杯に努めさせて頂いていくことが大切であると考えています。

川口 英俊



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